診療科の紹介

呼吸器感染症（肺炎など）、アレルギー性の呼吸器疾患（気管支喘息・過敏性肺炎・間質性肺炎など）、肺悪性腫瘍（肺癌など）、およびCOPDや睡眠時無呼吸症候群などの疾患を扱っています。

得意な症例（手技）

呼吸器疾患の数は多いため診断に難渋することもありますが、クライオバイオプシーという通常よりも大きな組織を採取できる気管支鏡システムを最近導入し、診断力が向上しています。肺悪性腫瘍には種々の治療を組み合わせて行います。そのため最も必要な治療が迅速に受けられるよう他科との連携体制を整えています。

患者さんへひとこと

気になる症状がありましたらぜひ拝見させていただきます。その際にはかかりつけ医からの紹介状をご持参ください。

診療科の紹介

狭心症、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症（心臓や足の血管が詰まる病気）、心房細動（脈の乱れる不整脈）、心不全（心臓ポンプ機能の低下）等を診ています。心臓は命に関わる病気が多く、高度な技術を要するカテーテル検査治療専門領域を行ないます。

得意な症例（手技）

カテーテルという管を使った心臓の血管（冠動脈）や下肢の血管を拡げるステント治療、心臓に熱を加えて心房細動などの不整脈を抑えるアブレーション治療、遅い脈による失神や心不全を助けるペースメーカー治療、命に関わる危険な不整脈（心室頻拍、心室細動）を停止させる植込み型除細動器治療を行っております。

患者さんへひとこと

病状の安定した方は地域の診療所での逆紹介します(地域医療連携)。

診療科の紹介

心臓の血管が狭くなる虚血性心疾患、心臓の弁が壊れる弁膜疾患、大動脈瘤や解離などの大動脈疾患、足の血管が狭くなる末梢血管疾患といった心臓と全身の血管に対する外科治療を行っています。

得意な症例（手技）

虚血性心疾患に対する心拍動下冠動脈バイパス術や、大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術、弁膜症に対する小開胸手術、末梢動脈に対する血管内治療など、患者さんの負担が軽くなる治療を選択できます。

患者さんへひとこと

以前と比べて「疲れやすい」・「息があがる」・「歩くと足がつる」と感じたのを「もう年だから」と放置していませんか？それは心臓大血管疾患のサインかもしれません。気軽にかかりつけの先生や我々専門医を受診してみてください。

得意な症例（手技）

多くの手術を胸腔鏡手術で行なっております。胸腔鏡手術では術者も助手もカメラで映し出された胸の中の映像を見ながら、棒状の道具を使って手術をします。道具が出し入れできる大きさの創で済むので、小さな創で手術でき、術後の痛みや体への負担が軽減します。そのほか早期の肺がんに対して従来よりも肺の切除範囲を縮小した手術（肺区域切除）も行なっております。

患者さんへひとこと

肺がんは早期発見できれば治せる疾患になりつつあります。タバコを吸う人も吸わない人も、年に一度は検診でレントゲン検査をお勧めします。