市立青梅総合医療センター

病院事業管理者あいさつ


平成31年1月より市立青梅総合医療センター院長を務めてまいりましたが、この度、令和5年1月より青梅市病院事業管理者を拝命し、病院長と兼任することになりました。
当医療センターは、多摩の山々と川が一望できる景勝の地にあり、四季折々に変化する美しい自然環境に囲まれております。西多摩医療圏の基幹病院として、高度急性期・急性期医療を担い、救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院、東京都周産期連携病院等の指定を受け、救急・がん・周産期・小児・循環器疾患・脳血管疾患などの急性期医療および感染症・エイズ・精神科合併症などの政策的医療に取り組んでおります。
病院の基本理念は、「私たちは、快適で優しい療養環境のもと、地域が必要とする高度な急性期医療を安全かつ患者さんを中心に実践します」であり、この基本理念を達成するための基本方針として「清潔・親切・信頼・自立」を掲げ、患者さんに満足していただける医療の実践に日々努力しております。
私が目指す市立青梅総合医療センターは「職員が誇りを持って働ける病院」です。そのために、患者さんの視点、職員の視点から、以下の2つを目標とします。
一つ目の目標は、「患者さんに選んでいただける病院にする」ことです。本年11月には念願の新病院本館が開院し、手術室をはじめとして外来・救急・病棟などの設備が格段に向上し、より快適な療養環境で高度な急性期医療の提供が可能となります。その新病院において、親切・信頼という基本方針のもと、検査所見や画像所見だけではなく目の前の患者さんの話をよく聞き、病気を診るのではなく患者さんを診る、「患者さん中心の医療」をこれまで以上に実践し、多くの患者さんに選んでいただける病院にしたいと思います。
二つ目の目標は、「職員がやりがいを感じられる病院にする」ことです。当医療センターは忙しい急性期病院でありますが、その中で専門職として自己研鑽を重ね、互いを尊重しあい、人材育成をしていくことで、質の高いチーム医療の提供が可能になると考えます。病院としてもその支援を進めるとともに、働き方改革にも取り組んでまいります。なるべく多くの職員の声を聴いて働きやすい環境を作り、職員が幸せや生きがいを感じられる職場にしたいと思います。
市立青梅総合医療センターが西多摩地域の基幹病院として皆様の期待に応えられるように、職員とともに努めてまいります。
今後とも、皆様の応援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。


令和5年1月
青梅市病院事業管理者
市立青梅総合医療センター院長
大友 建一郎

ページトップへ