市立青梅総合医療センター

救急科

救急科の臨床研修

西多摩地区39万人の救急医療を一緒に支えてくれる臨床研修医を募集しています。

  • 疾病・外傷、重症度、救急車・直接来院を問わずいろいろな症例を経験できます。
  • 研修の基本は下記の通りです。

卒後臨床研修(初期)

(必修)

一年次:1ヶ月 二年次:1ヶ月 (選択)二年次:最長3ヶ月
平日8:00〜17:00の救急患者と救急科入院患者を担当します。

(救急外来当直)通年

一年次研修医3名・二年次研修医2名と救急科医師1名・小児科医1名で、すべての患者を担当します。
基本的に初療は、重症度を問わず、すべて研修医が行います。自力で問診し、身体所見をとり、必要なら検査や処置を行います。
常に救急科小児科医師がそばにいますので、いつでも相談・指導を受けることができます。
勤務時間は、平日:17:00〜24:00 or 8:00(翌日)、
土日祝:8:30〜19:00、10:00〜21:00、19:00〜24:00 or 8:30(翌日)です。

(救急科講義)

月曜日18時から1時間トレーニングがあります。自由参加です。主な内容は、心肺蘇生法、外傷初期診療、救急外来診療法などです。
別に、シミュレーターを使用した中心静脈穿刺練習を行っています。
使用していない病室を“スキルラボ”にしています。ACLS用人形、JATEC用人形、訓練用AED、除細動付きモニター、気管挿管練習人形等がそろっています。
もちろん、研修医を含めて職員はいつでも利用可能です。

救急科及び救急外来当直についてのアンケート結果

過去15年間に救急外来を経験した研修医に行ったアンケート結果です。
最高5点、最低0点の6段階評価で回答していただきました。
結果は平均値です。
救急外来は研修の場として有意義だったと答えた研修医が多かったです。

画像をクリックすると拡大します

救急科専攻医プログラム

当医療センター救命救急センターは、杏林大学の協力施設です。

初期臨床研修以後の研修

卒後三年次以降の救急医学研修も受け入れ可能です。

(初期目標)
日本救急医学会専門医の習得、あるいはそれに相当する救急患者診療能力の習得

(勤務体制)
二交代制です。
平日 8:30〜17:15、17:15〜8:30(翌日)
土日祝 8:30〜19:00、19:00〜8:30(翌日)

(勤務内容)
救急外来受診患者の初療(小児科産婦人科の一、二次救急は除く)と救急科入院患者の診療
・ 基本的にすべて一人で行い、かつ研修医を指導しながら診療を進めます。
・ 必要に応じて、院内の手助けを要請することができます。
・ 担当時間以外は、基本的に休みです。

(オプション)
二交代制なので空いている時間に他科(例えば小児科、循環器内科)の研修を希望したい場合は、ご相談に応じます。

(研修期間)
初期目標を達成するまで(2〜3年)が基本ですが、ご相談に応じます。1ヶ月とか短期間勤務も可能です。

(研修後の進路)
可能な限りご希望に添うようにします。さらなる救急医学を学びたい場合もご相談に応じます。

申込先
市立青梅総合医療センター 救命救急センター長 宮国(みやくに)
Tel:0428-22-3191(代表)

 

医学生の皆様へ

当医療センターの臨床研修において、通年の救急外来勤務は大切な研修の場です。勤務回数は月7〜8回(内、翌朝までの当直は2〜3回)です。その内容は“濃い”です。一言で言えば、2年間の体育会系合宿です。当救命救急センターが臨床研修医に求めるのは、“2年間救急外来をやりたい”というモチベーションだけです。出身地や卒業大学ではありません。 当医療センターでの臨床研修を希望される方にお願いします。必ず一度は救急外来当直を経験してください。患者数の多い土日祝日をお勧めします。そしてそれがご自身の希望に合っているかよく考えてください。合わない人には、当医療センターの研修は肉体的にも精神的にもかなり厳しいと思います。研修終了時のアンケート結果を参照して下さい。“2年間この救急外来をやりたい”と思う方は、是非応募してください。臨床研修で最も大切なのはそれが“楽しい”と思えることだと、我々は考えています。
当救命救急センターは楽(らく)ではありませんが、楽(たの)しい研修を目指して、全国から西多摩地区の救急医療を一緒に支えてくれる臨床研修医を募集しています。

当救命救急センターは随時見学を受け入れています。申し込みは下記までお願いします。


見学の申し込み
市立青梅総合医療センター 総務課人事係
Tel:0428-22-3191(内線25367)

救命救急センター長 宮国 泰彦

ページトップへ