市立青梅総合医療センター

RSウイルスワクチン(アブリスボ)の接種を開始

RSウイルスワクチン(アブリスボ)の接種を開始しました。

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症は、RSウイルスに感染することによって起こる呼吸器の感染症です。生まれたばかりの赤ちゃんから高齢者まで感染します。症状は軽い風邪から重い気管支炎や肺炎の症状まで様々です。生まれてから6か月以内の赤ちゃんの免疫は未成熟であり、RSウイルスに感染すると重症化することがあるため注意が必要です。重症化した場合は、酸素吸入や点滴による補液等を行うために入院が必要です。

妊婦さんに接種するRSウイルスワクチン

生後数ヶ月の間は、自分で十分な量の抗体を作ることはできず、胎盤を通じてお母さんから受け取った抗体が免疫の重要な役割を果たします。これを母子免疫といいます。
RSウイルスワクチンを妊婦さんに接種することによって、お母さんから赤ちゃんにRSウイルスに対する十分な抗体が移行し、生後6ヶ月間の免疫の弱い時期でもRSウイルスから身を守ることができるようになります。
このような効果を期待して、2024年5月より、希望する妊婦さんは24~36週にRSウイルスワクチン接種を受けることができる様になりました。

当院のアブリスボ接種外来

接種対象 28〜36週の妊婦さん(より効果が高い28週以降を対象としています)
投与方法 筋肉注射1回
接種費用 当院通院中の方28,220円(税込)
他院通院中の方31,830円(税込、初診料込)
接種日時 毎週水曜日15時〜15時30分(1週前までの完全予約制)
申込方法 当院通院中の方は医師・助産師にご相談ください。他院通院中の方はかかりつけの施設を通じてFAX予約をお取り下さい。
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