お知らせ
乳腺外科診療について
日頃より市立青梅総合医療センターをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、当院の乳腺外科におきまして、現在勤務している常勤医師1名が2025年7月末をもって退職することとなりました。現在、後任の常勤医師の着任に向けて関係機関と調整を進めておりますが、現時点で具体的な見通しが立っておりません。事実上の閉鎖となります。
そのため、2025年8月以降の乳腺外科の診療は、非常勤医師による外来診療(月2回のみ)に限られることとなります。これに伴い、当面の間は以下のような診療体制となる見込みです。
【診療内容について】
継続受診を要する患者さん(当院で治療を受けてこられた方の治療・経過観察)は、近隣医療機関や大学病院を紹介させていただきます。
新規の患者さんや精密検査・手術・積極的な治療が必要な方につきましては、十分な対応が難しい状況となります。
患者さんには大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
診療体制の変更や新たな情報が決まり次第、ホームページでお知らせいたします。
診療科のご紹介
当医療センター乳腺外来では、日本乳癌学会乳腺専門医が常勤医として診療を担当しております
近年、日本全国の調査では、女性8人のうち1人が乳がんに罹患する時代と言われています。
一方で、日本全国47都道府県に、乳がん治療に邁進する乳がん専門医はわずかに1943人(2023年5月現在)のみ。このうちの貴重な1人が、これからの青梅・西多摩地区の乳がん診療を、その双肩に担うべく常勤医として着任し、乳腺専門外来を担当しております。もちろん病棟も担当しております。
乳がんについての高度先進的な知識と技術がひしめく環境の中で修業を積んできた医師ですので、検診・精密検査・手術・薬剤治療など安心して診療を受けていただけます。
女性医師ですので、心理的にも抵抗感なく受診いただけるのではないでしょうか?
患者さんへ
女性の癌で最も多いものの、きちんと治療することで根治ができる可能性が高い癌です。治療の選択肢は幅広く、その変化のスピードも早いため、患者さんは、様々な不安を抱えることも多いと思います。
医師だけではなく、チームで解決できるよう努めて参ります。まずはご相談ください。