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病院事業管理者あいさつ

病院事務 管理者 病院長 原 義人
当院では、「私たちは、快適で優しい療養環境のもと、地域が必要とする高度な急性期医療を安全かつ患者さんを中心に実践します」を理念とし、基本方針である「清潔・親切・信頼・自立」を遵守し、理念の実現と医療の質の向上に向け日々努力しています。

令和2年度、当院では新型コロナウイルス感染症の院内感染が2度発生しました。お亡くなりになられた方々とそのご遺族の方々に対しまして、心から哀悼の意を捧げます。また、種々の診療制限を実施せざるを得ず、市民の皆様には大変なご迷惑ならびにご心配をお掛けし深くお詫び申し上げます。

西多摩医療圏における当院の役割は、東京都の地域医療構想に示されましたように、高度急性期・急性期医療であります。その役割をしっかり果たすため、地域の医療・介護施設との連携を密にして、重点4部門を中心に、優秀な人材ならびに高度医療機器等を整備しています。以下、重点4部門を紹介します。

まず、救急医療です。国の救命救急センターに指定され、小児も含め超重症患者さんから軽症患者さんまで広く受け入れるとともに、山間部の患者さんのヘリ救急にも対応しています。365日、24時間の小児救急医療体制は当医療圏では当院のみです。

次はがん医療です。国の地域がん診療連携拠点病院に指定され、各部門の専門医ならびにPET-CTやリニアックに代表される最新医療機器を整備し、高度ながん診療を行っています。

三番目は循環器疾患医療です。心臓病については2つの心臓カテーテル室を有し、狭心症、急性心筋梗塞、不整脈などの治療を精力的に行っています。また、脳卒中については一次脳卒中センターに指定され、バイプレーン血管撮影装置を使用し、脳梗塞血管内治療にも力を入れています。

そして、周産期・小児に対する医療です。東京都の周産期連携病院に指定され、リスクがある分娩等に対応しています。分娩数は少子化と新型コロナウイルス感染症により減少していますが、令和2年度は512件あり、里帰り分娩も受け入れています。小児医療は前記の救急とともに、各種の専門外来を実施しています。

その他、感染症・エイズ、難病、精神科合併症などの政策的医療を実施しており、また、血液透析、血液疾患、リウマチ・膠原病、内分泌・糖尿病等の診療にも積極的に取り組んでいます。

新型コロナウイルス感染症への対応では、45床の専用病床を用意し治療に当たっております。

今後も地域の医療・介護施設等との連携を重視し、患者さんが安心して入院し、そして退院できるよう努力致します。
当院は、奥多摩渓谷が一望できる景勝の地に建ち、緑に囲まれ、四季折々に変化する美しい自然環境に恵まれています。患者さんにとって癒しと安らぎのある療養環境が提供できるよう、職員一同努めて参ります。

令和3年6月

病院事業管理者
原 義人