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脳卒中センター


外来担当表

脳卒中センター
午後戸根戸根

※完全紹介予約制。紹介状が必要です。脳神経センターへのお電話で外来予約を受け付けます。

診療医のご紹介

役 職 氏 名 専門医・認定医等情報 専門領域
センター長 戸根 修 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医・指導医,日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医・指導医,日本脳神経血管内治療学会認定脳神経血管内治療専門医・指導医,脳梗塞rt-PA適正使用講習会修了,がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了,東京都指定難病指定医脳神経外科,学位東京医科歯科大学 脳神経血管内治療

施設認定
日本脳卒中学会認定研修教育病院:2019年1月1日から
日本脳神経血管内治療学会研修施設:2019年4月1日から
日本脳卒中学会一次脳卒中センター:2019年9月1日から

センター長の自己紹介

2018年(平成30年)4月に赴任しました。赴任前は武蔵野赤十字病院脳神経外科に30年間勤務し、当院赴任後の手術を含め2020年(令和2年)3月までに血管内手術総数は3200件以上となりました。特に脳動脈瘤はその90%以上を血管内手術により塞栓術を行い良好な成績を得ています。2007年から、武蔵野赤十字病院脳卒中センターを運営し、脳神経外科・脳神経内科・救命救急科・リハビリテーション科の協働で、質の高い脳卒中診療を行うことが出来たと考えています。青梅市立総合病院でも脳神経外科・救急科・脳神経内科等の協力のもと、脳卒中センターの運営を開始し2年が経過しました。2019年1月に最新の血管撮影装置が導入され、血管内治療がさらに充実しています。また2019年4月から、脳神経内科の協力により、脳卒中オンコール体制が強化されました。今後も脳卒中の診療には多くの医療機関や施設をはじめ、多職種が協力して取り組む必要があると認識しています。少しでもお役に立てることを願っています。

診療内容

脳卒中センターは脳神経外科・救急科・脳神経内科等、多数の科や職種の協働で運営します。脳卒中患者さんを最短の時間で受け入れ、最善の治療を行う事が役割です。主な診療疾患は以下のとおりです。

1) 急性期脳梗塞:血栓を溶解するt-PA静注療法と、血管内治療による血栓回収治療を行います。t-PAは脳梗塞発症時刻から4.5時間以内に静注する必要があり、また血栓回収は発症からできるだけ短時間で行う事が望ましい治療です。当センターでは救急隊からの直通電話(救命救急センターの三次救急ホットラインに加え、救急科の二次救急ホットライン、ならびに脳卒中ホットライン)を備え、脳卒中患者さんを最短時間で受け入れる事を目指しています。2019年4月から、脳神経外科と脳神経内科で脳卒中オンコール体制を構築し、運営を開始しています。また、同時期から複数の放射線技師当直体制により、休日・夜間のMRI撮像ならびに血栓回収治療が、迅速に行える体制となりました。

2) くも膜下出血・脳動脈瘤:脳動脈瘤を主として血管内手術(コイル塞栓術)により治療します。

3) 未破裂脳動脈瘤:くも膜下出血を未然に防止するため、主として血管内手術により治療します。バルーンカテーテルやステントを併用して、プラチナコイルで塞栓します。

4) 脳動静脈奇形:液体塞栓物質により可及的に塞栓し、サイバーナイフ併用で治癒を目指します。

5) 頚動脈狭窄症:脳梗塞を防止するため、ステントを使用して細くなった頚動脈を拡張します。

セカンドオピニオン外来
地域医療連携室へのお電話で予約を受け付けます。脳動脈瘤・脳動静脈奇形・硬膜動静脈瘻、ならびに頚動脈狭窄症の患者さんが対象です。

2018-2019年度実績

青梅市立総合病院 脳血管内治療件数
疾患・術式 2018年度 2019年度
脳動脈瘤 破裂脳動脈瘤 44 31
未破裂脳動脈瘤 28 27
頚動脈ステント留置術 7 19
血栓回収術 9 14
脳動静脈奇形 1 2
硬膜動静脈瘻 1 2
脳血管形成術(ステント留置) 0 1
脳血管攣縮 2 3
その他 5 1
97  100

研究課題(倫理委員会承認)

2018年度「脳動脈瘤ステント併用コイル塞栓術の治療成績」:青梅市立総合病院と武蔵野赤十字病院共同の後方視的研究

血栓回収治療

1) 2)

1) 中大脳動脈が血栓で詰まって血液が流れなくなっている(血栓で詰まった部分:赤矢印)
2) 血栓回収で血流は著明に改善し、手足の麻痺と失語症が改善。

 

3) 4)

3) 脳底動脈に血栓が詰まって血液が流れなくなっている(血栓で詰まった部分:赤矢印)。
4) 血栓回収により脳底動脈が流れ始め、意識が著明に改善。

脳動脈瘤塞栓術

   
5) 6)

5) 脳動脈瘤(動脈のこぶ:赤矢印) 破裂すると、くも膜下出血を発症する。
6) プラチナコイルで詰める(塞栓術)と瘤は写らなくなる。

頚動脈ステント留置術

7) 8)

7) 動脈硬化で出来たプラーク(紫)で頚動脈が細くなり、一部は潰瘍(赤)を形成。
8) ステントを挿入し、頚動脈の狭い部分や潰瘍が改善。

9)

9) 2019年1月に青梅市立総合病院に導入された最新の脳血管撮影装置(Siemens社製 Artis Q BA Twin)

ステント併用コイル塞栓術後1年の立体血管撮影。

10) 11)

10) 前交通動脈瘤

11) 内頚動脈瘤
コイルやステントがあっても、動脈瘤周囲の血管が良好に描出出来る