地域がん診療連携拠点病院について
市立青梅総合医療センターは、国(厚生労働省)より地域がん診療連携拠点病院の指定を受けています。
地域がん診療連携拠点病院とは、手術治療、抗がん剤治療、放射線治療や緩和医療など専門的ながん医療の提供を行うとともに、より質の高いがん医療提供体制の確立とがん治療の均てん化 *1 を目的として、一般的な医療が完結する2次医療圏 *2 に1ヵ所程度、指定されるものです。
当医療センターでも、地域がん診療連携拠点病院として、各医療機関からの紹介でがん患者さんを受け入れるとともに、患者さんの治療・治癒の状態に応じて地域の医療機関と適切な連携を取るよう努めております。
そのほか、がん医療に従事する医師等に対する研修、がん患者やその家族等に対する相談支援、がんに関する各種情報の収集・提供にも取り組んでいます。
このような取り組みを通して、地域におけるがん診療連携の円滑な実施を図るとともに、PDCAサイクル *3 を取り入れ、質の高いがん医療の提供体制の確立を目指しております。
*1 医療サービスなどの地域格差などをなくし、全国どこでも等しく高度な医療をうけることができるようにすること
*2 2次医療圏とは健康増進・疾病予防から入院治療まで一般的な保健医療を提供する区域で、複数の市区町村で構成されています。
*3 PDCAサイクルとは事業活動での管理業務を円滑に進める手法の一つで、Plan、Do、Check、Actそれぞれ4つの段階の頭文字をとったものです。この段階を繰り返すことによって継続的に事業の改善を図ります。
PDCAサイクルについて

第3回患者体験調査 ご協力のお願い
当院は地域がん診療連携拠点病院として国立がん研究センターの患者さんの診療体験向上のための全国調査に協力しています。
この調査では令和3年(1/1~12/31)に当院を受診された患者さんの中から125名程度の方にアンケート調査票を作成いたします。
調査のアンケート送付に際して国立がん研究センターの指定する発送業者に宛名情報を提供しますが、
患者さん、もしくは患者さんの代理の方にご了承いただけない場合は研究対象としませんので「当該研究への情報の利用を拒否する場合の窓口」まで11月20日までにお申し出ください。
詳しくは下記ポスターをご覧ください。